財産分与の受取総額を約8倍に引き上げることに成功した事例

争点:離婚後の財産分与

性別:女性 年齢:50代

お住まい:熊本市

解決までの期間:1年6か月

解決の方法:調停

相談の背景

財産分与の取決めをしないまま離婚届を役所に提出してしまったけれども、今からでも元夫に対してきちんと財産分与の請求をしたいということでご相談がありました。

元夫が不動産を多く保有していたため、離婚問題と不動産問題に詳しい弁護士をお探しになられており、当事務所にご依頼がありました。


当事務所の対応

当事務所で早急に財産分与調停を申し立てました。調停においては、元夫名義の不動産の評価額が一番の争点となったため、専門の不動産業者に元夫名義の不動産の評価を依頼しました。

算出された評価額をベースに元夫に対して財産分与の提案をしましたが、元夫は納得せず、双方の提案には大きな隔たりがありました。

そこで、裁判所に対して鑑定手続(裁判所から、当事者双方と利害関係のない不動産鑑定士に対して、不動産の評価を依頼する手続のことです。)を実施するよう申し立てました。裁判所は鑑定手続の実施を決定しました。


結果

鑑定手続の結果、当事務所で査定を依頼した不動産業者の評価額に近い不動産の評価額がでました。この金額を基準に話合いをして、当初元夫が提示していた財産分与額の約200万円からすると、約8倍の金額である約1,600万円を受け取る内容で調停が成立しました。


所感

037.JPGのサムネール画像   不動産については専門家による適切な評価をすることが大切です。

離婚問題だけでなく不動産問題にも詳しい弁護士に相談をすることがポイントです。

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